食べることで健康な生活にシフト!
皆さんは食のバランスを意識して食べていますか?体の不調は食べるものから改善していくこともできます。
今回は、栄養素と私たちの体の関係についてお話していきます!
食べ物に含まれる栄養とは?
わたしたちは食べものに含まれる栄養素によって体の調子を整えています。それと同時に日常生活に必要なエネルギーも補給しています。
栄養素は、骨・筋肉・皮膚などすべての細胞の成長に必要なものになります。
ですから私たちは食べ物を食べないと餓死してしまいますし、偏った食事をしていると、体の不調となって現れてきます。
栄養素にはいくつかの大きな分類があります。
①炭水化物 ②脂質 ③タンパク質 ④ビタミン ⑤ミネラル
が代表的な分類になり、この5つを「5大栄養素」といいます。
各栄養素の働きについて
①炭水化物
私たちは1日のエネルギーの約60%を、米や麦などの炭水化物で補っています。
炭水化物は1g当たり4kcalのエネルギーを供給することができ、筋肉を動かす主な燃料は、炭水化物が分解されたグルコースです。
よって、一日最低でも100gは炭水化物を摂取する必要があります。
②脂質
脂質と聞くと「太りそう…」と感じる方もいるかと思いますが、全く必要のないものではありません。
私たちの体の中には、脂肪によって構成されている細胞もあるからです。
脂肪も炭水化物と同じように、エネルギーのもとになります。ですから、脂質の取りすぎは良くありませんが取りすぎた分はウォーキングなどで解消することもできます。
③タンパク質
タンパク質は私たちの活動において非常に重要な栄養素です。
ここでいう活動とは、運動のみならず日常生活での動きのすべてを指しています(家事・通勤通学・入浴など)。
英語名の「protein」は「第一に必要なもの」という意味もあり、筋肉やその他組織、免疫など様々な体の機能に関係しています。
タンパク質は分解されるとアミノ酸になり、主に筋肉で使用されます。
④ビタミン
ビタミンは免疫機能などに関係している栄養素です。また、体の機能を正常に保つ役割もあります(正常に免疫が機能するように整えておくなど)。
ビタミンは、私たちの体にとって非常に重要な栄養素でありながら、体内で生産できる量では足りません。
そのため、食物を通して体内に取り入れる必要があります。
ちなみに、ビタミンにはお肌の調子を整える効果もあります。美肌タブレットなどのパッケージ裏面には様々なビタミンの名前が表記されています。
⑤ミネラル
ミネラルは、私たちの体を構成している要素です。
具体的に説明すると、体は「酸素・炭素・水素・窒素」で96%が構成されており、それ以外の約4%をまとめて「ミネラル」といいます。
ミネラルは生きていくうえで不可欠な栄養素で、体の構成や機能の調節、ホルモンなど、多くの部分に関係している栄養素です。
様々な栄養をバランスよく食べることが大切!
ここまで5大栄養素についてお話してきましたが、ご飯だけや、フライドポテトだけ…のように
偏った食事(偏食)をすることは良くありません。このバランスが整っている食事の代表として、日本食があります。
日本食は炭水化物やタンパク質のバランスが非常に良いです。
そのため、日本人の味覚で「コレおいしい!」と感じる(全体的にみて)ときは、大体バランスの良い食事であることが多いです。
日本食の唯一の欠点はビタミンがやや足りていないことです。ですから、サラダや果物、100%フルーツジュースなどでビタミンを補給してあげると、
かなり良い体の状態を維持することができます。
バランスの良い食事は、けがを早く治したり、痛みを早く軽減させることに役立ちます。
今は大丈夫!と思わずに、けがをしている時こそ、長引く痛みを感じている時こそ、バランスの良い食事をとることが大切なのです。
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