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日常生活でのストレス
皆さんは、ストレスを感じることはありますか?
全くないという方はほとんどいらっしゃらないと思います。
学校や職場、地域での関わりや公共の場など、私たちは日々ストレスにさらされながら生きています。
ストレスを日常からなくすことは難しくても、
上手に対処することで案外楽になれます。
今回は、ストレスに悩まされずうまく付き合う方法をご紹介していきます!
4つのポイントで対処する!
ストレス対処法として、4つの方法をご紹介していきたいと思います。
①自己肯定
自己肯定とは、どんな自分のこともしっかりと受け入れる考え方のことです。
他の人からの評価は気にせず、自分の価値を感じることができるようになります。
「自己肯定」の考え方を身に付けるためには、まず、自分の特徴について、肯定的に言い換えてみます。
例えば、「どんな事でも上手くできるか心配になってしまう」
という人であれば、
「成功を意識して一つ一つ大切にとらえている。」
というように、少しだけ見方を変えてみましょう!
また、自分が「ダメ」であることを考えるよりも、「どうすれば上手くできるか」というように、
具体的に考えるようにします。ストレスで辛い自分を、自分自身で責めていないですか?
不慣れな事でも、ありのままに受け入れることで、自分を過小評価することはなくなります。
②自己効力
「自己効力」とは物事に取り組むうえで、「大丈夫だろう」「何とかなあるだろう」と思える感覚のことです。
この感覚は、人が行動する上で大きな影響を及ぼします。
「自己効力」の感覚を身に付けるには、成功体験を積むことが有効です。
私たちは成功体験によって自身が付き、さらなる成功体験を得ようとする傾向があります。
同時に成功するイメージを持つことも有効です。
結果だけにとらわれるのではなく、
「ここまで十分に努力してきた」「まだ余力がある、まだ全然大丈夫!」
などしっかりイメージを持つことが大切です。
③首尾一貫
ここでいう「首尾一貫」は、一般的に使われる四字熟語の意味とは異なります。
ここでは、「ストレスに対応するための強い支えがある」ということです。
具体的には以下の3つの感覚が重要です。
一つ目は「困難を乗り越え、生きようとする感覚」です。
この感覚は任されたことやこれからやることが、自分にとってどんな意味があるのかを吟味できるものです。
常にこの感覚を持つことで困難に対しても意欲的になることができます。
二つ目は「将来起きるであろうことを予測できる感覚」です。
この感覚は身の回りの出来事を正確に把握することで、身に付けることができます。
将来起こることを予想できる力は、
余裕を持って生活していくうえで、大きな助けになります。
三つ目は「周囲からの協力が得られるという感覚」です。
共同作業や人との付き合いで身に付けることができます。
一人だと難しいと思われることでも、できる!という感覚が身につきます。
④自己回復力
「自己回復力」とは、私たち誰もが持っている心の回復力のことです。
十分な自己回復力を身に付けるには、
普段から未来に悲観的になるのではなく、「まんざら悪くはない」と肯定的に受け入れることが大切です。
喜怒哀楽が極端に偏っていないか、自分で観察する習慣を身に付けましょう。
以上が4つのポイントになります!
行動して原因を取り除く
例えばかなり重大な仕事を任されて、
「やる気とか考え方ではどうにもならない!」
と思うことがあるはずです。
そんな時には、「とりあえずやってみて、そこから修正する」ことや、
「同僚や周りの協力を仰ぐ」など、
否定的に感じる物事や事態を、まずは動き取り除くための行動を起こす
ということが有効です。
身体を動かすことも有効
運動をすることで、「エンドルフィン」というホルモンが脳内で出されます。
「エンドルフィン」は、満足感・高揚感・幸福感などを高め、
いやな感情や不安が和らぎます。
本格的な運動でなくても、ウォーキングや早めの散歩でも十分に分泌されますので、
少し心がけてみるといいですよ!
様々な面から対策する
今回はストレスとの付き合い方をご紹介しました。
最初にもお伝えした通り、日常生活から完全にストレスを取り除くことは不可能に近いです。
しかし、今回ご紹介した方法をいくつか試すことで、
ストレス解消につながったり、ストレス耐性をつけたりすることができます。
ぜひ、試しやすい部分から実践してみて下さい!
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